Grapes
 

健康知恵袋


様々な色のぶどうをおいしく食べて健康促進
(そして、心も喜ばせる)

博士号や医師免許を持っていなくても、新鮮なぶどうが体に良いことは本能的に感じることができるでしょう。何千年もの間、人々はぶどうを栽培し、これを食しています。古代より、ぶどうはその美しさ、甘さ、喉を潤すみずみずしさで人々に喜びを与えてきました。 

現在、多くの研究者たちによって、ぶどうに関する新事実および様々な健康効果が発見されています。こうした研究の多くは、ぶどうに含まれる植物栄養素(食用植物に含まれる成分で人間の健康にも良い影響を与えるとされています)が持つ効果に焦点を当てています。.  

ぶどうについて、最近の研究結果から、以下のような効能が認められています。:

  1. ぶどうには抗酸化物質が豊富に含まれます。 ぶどうは、その色にかかわらず、ポリフェノール(フラボノイド、レスベラトロールなど)などの抗酸化物質を豊富に含んでいます。こうした抗酸化物質は、有害なフリーラジカルの影響を中和し、細胞にダメージを与える酸化を防ぎます。難しく聞こえるかも知れませんが、フリーラジカルの中和は、ぶどうなどの抗酸化物質を豊富に含む食品を摂取することによって自然に起こります。体内のフリーラジカルを放置すると、酸化ストレスと呼ばれる状態に陥ります。酸化ストレスは、老化を進めるほか、数々の慢性疾患の原因となります。 
  2. すばらしい抗酸化物質、レスベラトロール   ぶどうは、この強力な植物栄養素を含む代表的な食品です。レスベラトロールはぶどうの皮に含まれる成分で、すべての色のぶどうに含まれます。数々の研究結果から、レスベラトロールは強力な抗酸化・抗炎症効果を持ち、がん、アルツハイマーといった病気への抵抗力アップや長寿に効果を発揮することが期待されています。
  3. がんの予防にレスベラトロール.   多くの研究において、レスベラトロールには抗がん作用があるという結果がでています。 臨床実験において、レスベラトロールはがんの発生の3つの段階(発症、促進、進行)において、がんの影響を和らげる働きがあるという結果が得られています。ぶどうに含まれるレスベラトロールは、乳がんの発症リスクを抑える働きがあります。(ワインに含まれるレスベラトロールにはこの働きは認められていません。).
  4. 心臓の健康のための基礎知識 - ぶどうを食べましょう。 ヒトを対象とした実験では、様々な種類のぶどうを食べることにより、血液サラサラ効果、動脈硬化の防止、血管機能の改善が得られ、心臓の健康に良い影響を与える可能性が示されました。また、ぶどうに含まれる成分が血栓の原因となる血小板の凝集を防ぐ可能性も示されています。
  5. LDLコレステロールに関する基礎知識 – もっとぶどうを食べましょう。 ぶどうはまた、悪玉であるLDLコレステロールの酸化(動脈血栓の主な原因となる)を防ぐことにより、動脈の健康に効果があります。
  6. 高血圧予防にぶどうを! 最近の臨床実験において、塩分の多い餌を与えられたラットの血圧は上昇したが、ぶどうを加えた餌を与えると血圧が下がり、心臓機能が向上し、体全体の炎症が抑えられたとの報告があります。また、ぶどうを与えられたラットのグループは、与えられなかったグループに比べ心臓へのダメージが低かったとのことです。
  7. 肥満防止?  胃にもたれる食事をした後、ぶどうのようなさわやかなものを食べたいと感じることはありませんか?これは、循環系が脳にメッセージを送っているからかもしれません。ヒトを対象に実施された試験的研究において、脂肪分の高い食事と共にぶどうを摂取することにより、脂肪分の高い食事による体への悪影響を抑えることができるという結果が報告されています。一方、ぶどうを摂取しなかった被験者は、血流が50%減少しました。
  8. 大腸の健康促進に   大腸がん患者を対象に行われた試験的研究において、2週間、毎日2.5カップのぶどうを摂取したグループは、大腸内に腫瘍を発生させる遺伝子表現が47%減少しました。この効果は、がん細胞内ではなく、健康な大腸細胞内で確認されました。これは、ぶどうは大腸の健康を促進する効果がある可能性を示しています。
  9. ぶどうは脳のエネルギー源  予備実験において、ぶどうは、酸化ストレスおよび炎症を抑え、また、アルツハイマーやパーキンソン病といった脳の病気を誘発する遺伝子の働きを抑制することによって脳の健康を維持する効果を持つという可能性が示唆されています。   
  10. 目の健康にも効果を発揮するぶどう  ぶどうには、ルテインおよびゼアキサンチンという、加齢による目の衰えを防ぐ働きがある2種類の重要なカロテノイドが含まれています。
  11. 関節炎にはぶどう?それとも鎮痛剤?  良い質問です。両方摂ってはいかがでしょうか。動物を使った実験において、関節炎の痛みはぶどうを多く摂取した場合に大幅に減り、鎮痛剤であるメロキシカムは痛みにまったく影響を与えませんでした。興味深いことに、ぶどうとメロキシカムをあわせて摂取した場合、単独の場合よりも大きな効果が認められました。
  12. 男性の健康のために  前立腺肥大症は、多くの中年・壮年男性が抱える問題です。数々の動物実験において、ぶどうの摂取は、前立腺肥大症の原因となる膀胱機能不全を防ぐ効果が報告されています。肥大した前立腺は尿道を圧迫し、膀胱の機能低下を引き起こします。食事にぶどうを加えることにより、抗酸化作用および粘膜保護効果を得ることができ、排尿障害によって引き起こされた膀胱へのダメージを軽減・回復することができます。
  13. シンプルなおいしさ  ぶどうには脂肪分が含まれていませんし、塩分もほとんど含まれていません。また、カリウムが含まれています。ぶどうは美味しく、入手しやすく、他の果物に比べ鮮度が長持ちします。
  14. こどもはぶどうが大好き! 是非、様々な研究結果をお読みいただき、また、ご自身の感性を信じてください。「ママ、ぶどうが食べたい!」とお子様も言っていますよ。そう、こどもは皆ぶどうが大好きです。こどもにとって、ぶどうは楽しくて甘いおやつです。ほとんど栄養もなく、植物栄養素も含まない菓子類より、大切なお子様には“スーパーフルーツ“ぶどうはいかがですか?答えはもう出ているでしょう。